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「考える力」を育む農園の挑戦:外国人材と共に未来を切り開く福井の取り組み



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新年あけましておめでとうございます!


本年も「役立つ情報」や「気づき」をお届けできるよう努めてまいりますので、

引き続きご愛読いただけますと幸いです。


皆さまにとって、2025年が素晴らしい一年となりますように!


本年もどうぞよろしくお願いいたします✨


それでは、今年最初の記事をどうぞお楽しみください!

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「考える力」を育む農園の取り組みをご紹介!

この記事は、読売新聞2025年1月5日付の記事を参考に、田谷徹さんの農園での取り組みをお伝えします。


田谷さんが経営する約4.6ヘクタールの広大な農園では、なんと20種類以上の野菜を育てています。


そしてこの農園では、インドネシアから来た技能実習生や特定技能労働者が、種まきから収穫までを担当しています。でも、ただ作業を教えるだけでは終わらないのが田谷さん流!



未来を切り開く「考える力」をサポート

田谷さんは、インドネシアと日本の違いを理解しつつ、労働者たちが「考える力」を身につけられるように取り組んでいます。その鍵となるのが「ビジネスプラン作り」。


来日前から自身の未来について考え、具体的な計画を専用シートにまとめ、勉強会や意見交換を通じてその内容をブラッシュアップしていきます。


こうしたプロセスを通じて、帰国後には農業だけでなく、さまざまな分野で起業したり活躍したりする人も出てきているそうです。



海外協力の経験が原点に

田谷さんがこのような取り組みを始めた背景には、青年海外協力隊での経験があります。


かつてインドネシアで活動した際、「支援をする・されるという関係ではなく、現地の人々が自分で考え、行動できる仕組みが重要」と気づいたことがきっかけとなりました。


その学びを日本の農園に取り入れたのです。



「日本に学びに行きたい」と思われる農園へ

田谷さんの目標は、インドネシアの人々が「日本に行きたい」「学びたい」と感じられる場所を作ること。そのために、農園を「学びと成長の場」にしているのです。


この取り組み、なんだか心温まるだけでなく、日本と海外をつなぐ素晴らしい未来を感じますね!



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「考える力」を育むという発想は、働く場を提供する以上に、その人の人生を豊かにするための投資でもあります。


特に、自分の将来を計画し、実現に向けて考える力を養う仕組みは、労働者のやる気を引き出し、帰国後の成功にも繋がる素晴らしい試みだと思います。


また、「支援する・される」の関係性ではなく、対等なパートナーとして共に取り組む姿勢には共感を覚えます。これは単なる外国人材の受け入れではなく、国際協力の一環としての受け入れであり、働く側にとっても「学びの場」としての価値を提供している点が印象的でした。


田谷さんの農園のような事例が増えれば、外国人材の受け入れは単なる労働力の補填ではなく、双方が成長し合う機会として新たな可能性を見出せるのではないでしょうか。


今後、日本各地にこうした「学びの場」が広がり、外国人労働者が日本での経験を通じて自国でも活躍できる未来を期待したいです。


参考にした記事全文はこちらから↓

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